東京・銀座 · 写真: Basile Morin (CC BY-SA 4.0)

100万円以上の高級時計・バッグ・ジュエリー:消費税を確実に取り戻すには

税抜150万円の時計なら、消費税は15万円です。リファンド方式では、商品が日本から持ち出されたことを税関が確認して初めて返金されます。さらに100万円以上の商品では、税関がどの商品なのかを正確に特定できなければなりません。

このページの内容
  1. 100万円以上の商品で何が違うのか
  2. お店が記録する内容
  3. あいまいな記録では返金されません
  4. お店を出る前に
  5. 出国前に
  6. 複数購入する場合
  7. 関連ガイド

100万円以上の商品で何が違うのか

税抜の単価が100万円以上の商品については、お店が国税庁に送信する購入記録情報に、その商品を特定するための情報を加える必要があります。それより安い商品では、この情報は任意です。

空港では、税関が持ち出す商品と購入記録情報を照合します。記録があいまいで照合できなければ、税関は持ち出しを確認できず、お店も消費税を返金できません。

お店が記録する内容

項目内容
具体的な名称「ジュエリー」「衣類」ではなく、「ダイヤの指輪」「毛皮のコート」など
ブランド名メーカーやブランドの名称
モデル名・型番モデル名や型番
形状・色彩などの特徴形、色、素材、サイズ、重さ
鑑定書・保証書鑑定書、鑑別書、保証書が付いているかどうか
シリアル番号ほとんどの時計や多くのバッグのように、シリアル番号がある商品では必須です。ロット番号(製造番号)はシリアル番号に当たりません。

あいまいな記録では返金されません

国税庁は、商品を特定できない記録の例として、「黒色」とだけ書かれた腕時計や、ブランド名だけの指輪を挙げています。シリアル番号のある腕時計で記録にその番号がない場合、税関で確認を受けられない可能性があります。

お店を出る前に

  • 免税の記録に登録されたブランド名、型番、シリアル番号が商品と一致しているか、店員に確認してもらいましょう。
  • シリアル番号が見えにくい場所(バッグの内ポケットやICタグなど)にある場合は、その場所も記録してもらいます。
  • どの返金方法になり、手数料がいくらかを確認しましょう。高額の購入では、率で決まる手数料も大きな金額になります。
  • 高額品は別会計にしてレシートを分けることも検討してください。確認はレシート単位なので、同じレシートの小さな商品が1点欠けるだけで、高額品の返金も受けられなくなります。

出国前に

  • 鑑定書、鑑別書、保証書は機内持ち込みの手荷物に入れておきます。税関から提示を求められることがあり、記録がそれを前提にしているのに手元にないと、確認を受けられない可能性があります。
  • 箱や、型番が書かれた包装は捨てずに保管します。捨てると商品を特定しにくくなります。
  • 時計、バッグ、ジュエリーは日本滞在中に身に着けたり使ったりしてもかまいません。飲食料品や化粧品と違い、一緒に持ち出せば確認を受けられます。
  • キオスク端末での確認は手荷物を預ける前に行い、検査の時間も見込んでおきましょう。レッド判定の場合は、税関職員に商品を提示します。

複数購入する場合

100万円以上の商品は、同じものでも1点ずつ記録されます。同じモデルの時計を2本買えば、シリアル番号の異なる2件の記録になり、税関も1点ずつ確認します。

免税で購入できるのは、自分で使うものや贈り物として持ち帰るものです。事業用や転売目的で購入する商品は対象外です。

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